ブリーフ&トランクス出演(1998/5/30)


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嘉門:さて!先週に引き続きまして、今週もこの秘密基地に。

永島:ゲスト!ゲストが来ました。

嘉門:ブリトラ。ブリーフ&トランクスの、ブリトラの二人が来てくれましたー!

伊藤:こんばんわー。

細根:ブリトラでーす

永島:じゃあまずは自己紹介・・・

嘉門:名前、名前。

伊藤:えー、ブリトラの伊藤でーす。

細根:そして細根でーす。よろしくお願いしまーす。

永島:この二人でブリトラ。ブリトラです!

永島:先週はあれだね、あの出会いのところから。

嘉門:そうそう。

永島:伊藤が自分を天才だと信じているところまで。

伊藤:(笑)

永島:いきましたけど。えーとりあえずね、今現状で細根のヘッドホンがないということで。

(全員笑)

永島:えー曲から行っちゃっていいですかね、とりあえず。

嘉門:とりあえずまず聞こう。何聞く?

永島:えーとアルバムから行きましょうよ。

嘉門:アルバムから行く?

永島:6月3日にもうすぐ「ブリトラ」って初めてのアルバムが出るでしょう。

伊藤:そうですよー。

細根:はい、そうです。

永島:これは、どんな感じのアルバムで?

伊藤:これはですね、素朴をテーマに。あの、僕たちが見つめ合って、ハモって作ったようなアルバムなんですけど。

(全員笑)

伊藤:まあそういうテーマで、全12曲の素晴らしい内容となっておりますので。

(全員笑)

伊藤:こちらぜひ、お買い得・・・

永島:何がお買い得だよ(笑)

前島:お買い得ってなんだよ(笑)

永島:とりあえずじゃあそのね、「ブリトラ」から1曲聞いてもらいましょう。「かたくり粉」。

嘉門:(笑)

<かたくり粉>

永島:はい、ブリーフ&トランクス、ブリトラ。アルバム「ブリトラ」から「かたくり粉」。素朴ですね。

伊藤:はーい。

嘉門:かたくり粉も喜んでるわ。

(全員笑)

嘉門:私のことを歌ってもらえるとは思わへんかったなー。

(全員笑)

永島:ほんとに。何が素朴って、細根がこの、きゅっきゅっきゅっきゅっが素朴でかわいいねー(笑)

細根:ありがとうございます。

永島:はいほんとに。そういうことで。先週はね、二人の出会いから。細根とハモるところの会談まで。

伊藤:会談(笑)

永島:これ実際にデビューにくるまでの、この流れをちょっと今日は。

嘉門:そうやね、デビューのきっかけはって、たぶんね、いっぱい聞かれるよ。

永島:これはね。

嘉門:キャンペーン行くやろ、地方。絶対聞くよ、何の予備知識もない人たちが君たちのことを(笑)なんじゃこいつと思って。

永島:これちょっと教えてほしいなと。

嘉門:デビューのきっかけは何ですか。

伊藤:きっかけっすか。お話させていただきます。

(全員笑)

前島:しろよ。しろよ(笑)

永島:はやくしてくれよ(笑)

伊藤:あの今年の1月ごろにですね、ある人が、なんか嘉門達夫さんがニューアルバムを作るのに、なんか曲作る人を探してるって言うんで。あのー、ちょっと参加してみないか、っていうお誘いが来たんですよ。

嘉門:ふん!

伊藤:で、これはチャンスだ!と思って、もうぜひお願いしますってことで。それでDAIPRO-Xに訪れたときぎゃ・・・

嘉門:ときぎゃってなんやねん(笑)

伊藤:(笑)訪れたのがきっかけで、今回のプロデューサーである新田さんっていう方と出会いまして。それであのなんか、ちょっと君たちはなんか歌えるのかって言うんで、ギターでその、2、3曲歌ったんですよ。

嘉門:そうそう、俺がレコーディングしてるスタジオに来たんやもんな、最初。

伊藤:あ、そうですね。

細根:そうでしたね。はい。

伊藤:で、なんか、幸運なことに気に入ってもらえて。

永島:(笑)幸運なことにね。気に入ってもらえて・・・

伊藤:そっからトントン拍子で、もうポーンていう勢いで・・・

永島:それで聞いてもらった曲っていうのは、2、3曲ってなんだったの?

伊藤:あ、まずは「お尻にフォーク」。

細根:そうっすねー。自信曲。

伊藤:それと・・・

嘉門:相当自信持ってるな、お前。

永島:浪人のときにその曲を作って・・・(笑)これで天下を取ると思った曲でしょ?

嘉門:(笑)

伊藤:(笑)そうです、もうめちゃめちゃ自信があった曲だったんで。

永島:で、聞いた反応はどうだったの、その時。

伊藤:・・・しょうもないけど・・・

細根:いいって言われて。

伊藤:ハモりがいいっていう。

細根:声がいいとか。

嘉門:そうやな。

永島:で、他は?

伊藤:他は・・・あとは・・・

細根:くだらないと言われました、歌詞が。

(全員笑)

伊藤:他の曲は・・・

永島:どんな曲だったの?

嘉門:あとはだから、今回入ってないもんな。そん時やったやつ。

伊藤:あー入ってないやつですね。

細根:そうですねー。

永島:そうかそうかそうか。

伊藤:未発表曲で。

永島:未発表曲(笑)大げさなこと言って、お前そんな、ボツじゃねえのかよそれは。

(全員笑)

伊藤:未発表なんっすよ、未発表なんですよ。

永島:あ、そうかそうか。

嘉門:そもそもあれやねや、俺が「笑う女」作るときにね、いろんな人に手伝ってもらおうか、今回ゲストも入れて、っていう時に、ブリーフ&トランクス、コーラスきれいなヤツおる言うから。ほんで、ちょっと手伝ってもらおうかって言うて。何手伝ってもらおうかな、ハモるのがええな、どうせこいつらハモリが得意やから、と。

永島:そうだねー。

嘉門:歌聞いてたからね。で俺、家で「残尿感」のデモテープを一人で。

(全員笑)

嘉門:「残尿感」って録って、で伊藤と家近いねん。

永島:うんうん。

嘉門:で夜中の2時ぐらいに。あの世田谷通りのツタヤんとこまで俺、車でバーッと行って。

(全員笑)

嘉門:でこいつ、チャリンコでガーッて来て。合流してな。

伊藤:そうです。

嘉門:で、録ったからこれハモれるか?って、夜中の2時ぐらいに、もう路肩んとこに車停めて。二人で「ざんにょうかん〜・・・

(残尿感がかかる)

嘉門:これこれ。

前島:これだ。

嘉門:懐かしいなー。

伊藤:懐かしいっすね。

嘉門:思い出の曲や。

伊藤:(笑)

永島:そんとき、初めて達夫さんに会ったときどう思ったの?

伊藤:初めてですか。うわー・・・・・・

(全員笑)

細根:なんか言えよ(笑)

永島:うわー、なんだよ(笑)

伊藤:嘉門達夫さんだー・・・で、しかも隣に座ってて、でしかも一緒に嘉門達夫さん自身の歌を聞いてる。もうあの笑いすぎて、僕もうアゴが・・・

嘉門:(笑)

伊藤:アゴの筋肉つったんですけど(笑)そんとき。もうすごいその時の状況面白かったんですよー。

嘉門:面白いなー。

伊藤:もう二人で。

嘉門:夜中にな(笑)それも真剣に。

伊藤:真剣にもう・・・

嘉門:で結局、「残尿感」は僕のアルバムに、それが採用テイクになって。まあ彼らも、今回の「ブリトラ」の中にもね。

永島:入ってるね。

嘉門:入ってるわけです、今バックに流れてますけども。

永島:すごいなー。

嘉門:だけどあれ、伊藤の作る「柔突起」とか「さなだ虫」とか「口内炎」とかの、なぜか「残尿感」て言うのも延長線上で一つのジャンルの中に入るね、これ。

伊藤:仲間ですね、これ。

嘉門:仲間やない(笑)

(全員笑)

永島:そういう曲っていうのは、どんなときに作るの?

伊藤:曲っすか・・・僕ってあの、すごい感動しやすい人間なんですけど。あのー、赤ちゃんが産まれたりするシーンとか、いろんな親子の感動の再会とか、そういうシーンをテレビでやるじゃないですか。そん時にすごい泣くんすよ。うわー、この感動をもう全国の人に僕も伝えたい!ってことで、その涙が渇くうちに曲を作るんですよね。

嘉門:どんな曲を、例えば。

伊藤:「口内炎」とか。

嘉門:(笑)その感動と口内炎はこの・・・

永島:違うだろ。

嘉門:それで母と子の絆っていう歌が出来んねやったら、なるほどなと思うねんけどね。

伊藤:そうか・・・

細根:そうかなの?(笑)

永島:そうなんだ(笑)謎な・・・。そんな医学用語の一つでもありつつ、アルバムに入ってる曲を1曲、じゃあ紹介しましょう。

嘉門:これはね、僕、アルバムん中でも相当僕の中では上位よ。

永島:いいよねー。

伊藤:あぁぅ。

嘉門:またこれがオモロいがな。「柔突起」っていうタイトルなんやねんけども。柔突起って聞いても、なんやねん柔突起、って思うやん。あのー、まあ歌ん中で説明出てくるけども。ほなら新田さんが、柔突起なんか分かんねえだろー、世間のヤツに、とか言うから。ほなこいつ渋谷に行って150人にアンケート取って来て(笑)

(全員笑)

細根:話膨らんでますよー(笑)

伊藤:聞いたんですよ(笑)女子高生に。

嘉門:聞いたんやろ。ほなみんな分かっとった。

伊藤:何人かは分かって・・・でもすんごいやっぱ少なかったですけどー。

嘉門:少なかったん!?何割?

細根:7割?7割もいかなかった?

伊藤:4・・・4割ぐらいですね。

嘉門:うそー(笑)4割かい。俺が聞いてたのは、8割分かったから、よし8割分かってるんだったらオッケー、って新田さんからゴーサインが出た、って聞いてんねんけど、4割やったのね・・・(笑)

伊藤:4割でしたねー。

(全員笑)

永島:今だから明かす。

細根:ウソついたのね。

永島:お前、入れたいがためにウソついたのね、それ。

伊藤:そうっす。

(全員笑)

永島:そうっすって言うな(笑)

前島:そうっすってお前(笑)そうっすじゃねえだろ(笑)

永島:じゃあそんな曲聴いてちょうだい。ブリーフ&トランクス、ブリトラで「柔突起」。

<柔突起>

永島:はい。

伊藤:いいでしょー、「柔突起」。

永島:ブリトラで「柔突起」聞いてもらいました。

嘉門:なんかすごいあれか、すごい愛情を持ってるなお前、柔突起に対して。

(全員笑)

伊藤:そうっすねー。僕自身痩せてるからっていうのもあるんですけど。

永島:まあねー。どうなんでしょう、まあこれからブリトラデビューして、いろいろなことやってくと思うんだけども。ちょっと将来について、少し話してみようかなと。どんなふうな、将来の夢みたいなの・・・

伊藤:そうっすね、僕の、伊藤のほうはですね、僕住んでるところも、実家伊東だったんですけども。

細根:聞いてないって!

(全員笑)

嘉門:静岡県のな。

伊藤:あの伊東の伊藤ってことで覚えてください(笑)であの、夢ですね。僕あの今、基本はギター一本でハモるっていうやつやってるんですけど。結局は僕、バックバンド2、30人付けたいんですよ。

永島:結局は?なんだよその結局はって(笑)

伊藤:ドラム5人ぐらい付けて。

永島:いらねーよ(笑)

伊藤:なんか僕の仲間達っていう感じで。それで「さなだ虫」を、もうめちゃめちゃ2、30人のそのバンドでやりたい、っていうのが夢なんですよね。だからそういう仲間集めるために、こういう歌を歌っているっていうのもあるんですけど。そういうところが僕の魅力ですね。

(全員笑)

前島:違う、夢だよ(笑)

永島:自分で魅力語るなよ(笑)

伊藤:今度じゃあ・・・

永島:細根は。

細根:ああー僕は、あれですね・・・自給自足の生活ですね。夢は。

前島:う、うん(笑)

永島:夢はね。

細根:はい。それをやりながら、それで農作業しながら口ずさんで歌を作って、食べ物を送る。

(全員笑)

永島:何を言ってんだ(笑)

前島:なにー?なにー?

細根:えーと、待ってください(笑)

嘉門:何が言いたいの(笑)

永島:あのね、まあみんな分かんないんで、あの農大。

嘉門:ああ、東京農大。

永島:農大に通ってるから。

細根:そうですね。農業大学ですね。

永島:農大のなに部なの?

細根:国際農業開発学科ですね。

永島:あ、かっこいいねー。

前島:なに、なんだすげーかっこいい。

永島:それで?(笑)で、分かりやすくもう一回言ってくれる?

細根:えーと、自給自足の生活をしつつ。

永島:しつつ。

細根:えー、その作業中に口ずさんだ歌を、録音し。

(全員笑)

前島:録音し。(笑)はい。

細根:野菜と共に、皆さんにお届けする。

(全員笑)

前島:そういうことかー(笑)

細根:そうです。あ、今まとまりました、やっと。

嘉門:あ、そう(笑)

永島:これからそうしよう(笑)

細根:あ、はい。

永島:野菜と共にだ。

細根:CDのこの、ジャケットのところにちっちゃいイモとかを付けて。有機野菜です!

永島:(笑)なるほどねー。

細根:細根でした。

永島:(笑)ありがとうございやした。あーいいや、こういうブリーフ&トランクス。今二人の中で流行ってることとかあんの?

細根:そうっすね・・・

伊藤:僕は今その、なんていうんですかね、家で水を飲むことに必死なんですよ。

(全員笑)

永島:必死なんだよねー。

伊藤:それ流行ってるんですよ。

嘉門:めちゃくちゃ水飲むらしいな。

永島:もうレコーディング中もね、すごい飲んだね。

伊藤:飲みまくりですよ。

永島:1日どんぐらい飲んだっけ?

伊藤:僕、1日その1.5リットルのペットボトルを4本。

嘉門:あーそう。俺もたいがい飲むけど、俺はだいたい2本限度やな。

伊藤:2本すか。

嘉門:2本は飲む。

伊藤:2本、今の僕ですね。

細根:(笑)

永島:何、分かんないよ(笑)今の僕ですねって、なんだよそれ(笑)

伊藤:いや、今レコーディングが終わって、その日常生活では、僕2本ぐらい飲むんですよ。

嘉門:あー、ほんだら一緒や一緒や。

伊藤:あ、普通のときは2本。

嘉門:2本ぐらい飲むで。

伊藤:おおー。

(全員笑)

嘉門:何尊敬してんねん俺のことを、そんなことで。

伊藤:やったー。

嘉門:細根はなに流行ってんねん。

細根:えー僕はですね、そうですね。とりあえずヤクルト今飲んでますね。

(全員笑)

細根:なんか二人とも・・・

伊藤:飲み物ばっかりですね(笑)

(全員笑)

永島:いやー、いいなー。

伊藤:そうですね、はい、はい。

嘉門:大丈夫?(笑)

永島:まあいいや、じゃあこれから。

嘉門:まあいいや。まああの・・・

永島:これから、どう・・・なんですか?

嘉門:いやいやいや。これから、だからそれぞれの夢に向かって。せっかく作ってんから、これから全国回ってみんなに知ってもらいましょうよ。

細根:はい。

伊藤:そうですよ。聞いてほしいっすね。

永島:じゃあリスナーのみんなにも。ちょっと今なんか一言ずつ、こう言っとかないと。

嘉門:これ言われるで、キャンペーン行ったら。

伊藤:じゃあ僕が、代表して。

(全員笑)

前島:何を代表する(笑)

伊藤:えーみなさん、僕たちほんとに真剣にハモってるんで・・・

嘉門:(笑)

伊藤:みなさんもうほんとこのアルバム聞きながら、一緒にハモっていただけたらこれ最高かな、っていう。

細根:そうですね。

伊藤:それだけですね。

(全員笑)

永島:それだけなんだ(笑)分かった!

伊藤:ハモってほしいです!

永島:ハモってほしい!じゃあみんなもね、ぜひ5・21。5月21日に出てるシングル「さなだ虫」と、6月3日に「ブリトラ」っていうデビューアルバム出るんで。それを聞いてハモってくれと。

伊藤:ハモって・・・

嘉門:そう、まあ結構ね。二人とも180あって。

永島:かっこいいんだよね、見た目は。

嘉門:かっこいいのよ、これ。

伊藤:おー、ありがとうございます。

細根:とんでもないっすねー。

永島:あんまり言うと調子にのるから(笑)ほんなわけで。

嘉門:多くの人に聞いてもらいたいですね。

伊藤:そうですね。

永島:はい。じゃあほんとに今日は、どうもありがとうございました。

伊藤・細根:ありがとうございました。

永島:じゃあ最後に、この曲を聴きながらお別れしようと思います。アルバム「ブリトラ」から、「二人のひみつ」。どうもありがとう。

細根:ありあとあした。

<二人のひみつ>